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新藤兼人監督

キャスト

乙羽 信子   芳村 実子   佐藤 慶   殿山 泰司   宇野 重吉 


004.jpg

ストーリー

14世紀の日本。戦乱のもと、息子を兵隊にとられた姑(乙羽信子)と嫁(芳村実子)は落ち武者を襲い、
死体から衣類や武器をはぎ取って、背丈ほどの芒の草むらの真ん中にある、大きな穴に突き落とす。
そしてそれを売って、生活している。

そこに息子とともに出征した、八(佐藤慶)が脱走して戻ってくるが、息子は死んだという。
未亡人となった嫁は、八に誘われ、八のもとに通うようになる


嫁がいなければ、落ち武者の身包みはぐこともできなくなってしまう。そうなれば自分は生きていけないと
考えた姑は、嫁が八のもとへ行かないようにと、一計を案じる。

自分が穴に落とした落ち武者がかぶっていた夜叉の面をかぶり、嫁に八のもとに行くのをやめさせようとするが。。。。


今日のニュースで、新藤監督がお亡くなりになったらしい。

100歳まで生きられた新藤監督。妻だった乙羽信子さんは、70歳で亡くなっている。
監督は結婚しても乙羽くん、と呼び、乙羽も「先生」とよんでいたそうだ。

清純派だった乙羽信子らしいが、この作品ではありとあらゆる場面が、「鬼婆」である。
夜叉の面をかぶらなくても、鬼婆。

生活のためとはいえ、人を何人も殺し、身包みをはぐ。そして穴に突き落とす。
黙々と会話を交わすこともなく、淡々と。
食べるときはまるで獣。
寝るときは、胸をはだけて、乳房を放り出して寝ている。
女というよりも、雌。
しゃべる言葉も、鬼婆。寝る姿も鬼婆。あらゆる姿が鬼婆。

しかし、待っていた息子がもう戻らないと知り、嫁を「八」に奪われるのではないかと不安になり
あらゆる手で、嫁を引き留めようとする姿は、同じ女として軽蔑もできない、哀れさを感じた。

嫁の芳村実子さんもすごい。
夫を亡くし、八と出会い、欲情する。そしてそれを抑えられない。
裸で芒野原を走り回る。

あらゆる女の欲を、みせてもらったかんじ。

物語の元は、仏教説話によるとのことだが、一言で言い表すと「因果応報」かな。。
ともかく、もんのすごい映画でした
☆☆☆☆ほしよっつ







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2012.05.30 Wed (15:29) l ●邦画あ行 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

No title
その力強さに圧倒された作品!
「寝るぞ!」「喰うぞ!」「やるぞ!」
人間の本性そのものだったね

新藤監督作品はあと
「人間」と「生きたい」を鑑賞したけど
どちらもすばらしかったよ^^
2012.06.12 Tue (21:23) l おさるのかごや. URL l 編集
Re: No title
そうですか!「人間」「生きたい」タイトルからして、生々しいですね(笑)
ツタディスで探してみます~♪

新藤監督の戦争ものも観てみたいと思っています。
2012.06.13 Wed (11:38) l カトリーヌ♪. URL l 編集

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