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ミヒャエル・ハネケ監督

ハネケ監督の初期の作品です。映画二作目か。。。。

原題: BENNY'S VIDEO

キャスト  アルノ・フリッシュ  アンゲラ・ヴィンクラー



img_83951_35110106_0.jpg


ストーリー


ベニーは、ビデオが好きである。

ベニーは、中学生くらいか。。。

画像のように、自分の部屋には数多くのビデオ。テレビ。カメラ。

ベニーはビデオをよくレンタルして観ている。おもにホラーが好きなようだ。

ベニーは、観るだけでなく撮ることも好きだ。

窓から外に向けてカメラを設置していて、自室のモニターでそれが確認できる。

部屋の中にもカメラがある。



不気味な少年だ。

ハネケ監督の「ファニーゲーム」という作品に、ぞっとするほど冷酷で、ぞっとするほど残酷な青年が二人登場する。

ベニーは彼らに似ている。

この映画は、ベニーが撮影したであろう、豚の屠殺シーンで始まるのだ。

家畜の豚の眉間部分に、屠殺用の銃を押し当て、一発で屠殺する。

豚は泣き声をあげて絶命する。

ベニーはこのビデオが気に入っているようで、何度も再生するのだ。

まきもどし、スロー再生する。

私は、この時点で胸が悪くなってしまった。(こういう映画には強い私だが)



そしてベニーは、豚ではない、本物の人間にこの銃を向けてしまう。

そして、血を、まるで牛乳を拭くようにふき取り、自分のお腹についた被害者の血を、うっとりしながらビデオに撮影して眺める。


異常に冷酷で、冷淡なわかもの、ベニー。

ハネケ監督は、ベニーの冷酷さを強調するために、映像にも寒色を多く用いている。

ベニーの表情もそうだ、垂れさがった眉。薄笑いを浮かべた目。

そしてベニーは、なぜこんなことを?と聞かれて。。。。。

口ごもった後こういった。

「どうかなぁと思って」

人を殺したらどんなふうかなぁ。。。と思っての殺人。


そういえば、最近の少年犯罪で、こんなふうに証言した少年もいた。

でも、この映画がとられたのは1992年である。


この映画は時代の先取りだったのだろうか。

それとも、海外ではこのような少年犯罪がもうおこりはじめていたのだろうか。


☆☆☆☆☆

良くも悪くも、胸に残ってはなれない映画。


ほしいつつ~








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2011.11.19 Sat (13:45) l ☆洋画は行 l コメント (2) トラックバック (0) l top
クリント・イーストウッド監督

原題: HEREAFTER

キャスト  マット・デイモン  セシル・ドゥ・フランス  フランキー・マクラレン

20110221123310.jpg


ストーリー


手をつなぐことで相手の過去が見通せる能力を持つジョージ(マットデイモン)は、亡くなった人の声を聞くことができるために、一時期は霊媒者の仕事をしていた。
しかし、不眠となり片頭痛にさいなまれ、体調を崩してその能力を封印していた。
今はアメリカの工場で働いている。

フランスでニュースキャスターをしていたマリーは、津波に会い、九死に一生を得る。
しかし、一緒に逃げていたお土産店の小さい娘の手を離してしまい、少女は亡くなってしまう。
その後彼女はキャスターに復帰するが、仕事に没頭できなくなくなりキャスターを降板する。

イギリスの少年、マーカスは双子の弟だ。
薬物依存症の母を持っているが、双子の兄と協力しながらなんとか生活している。
しかし、ある日母の薬を買いに行く途中、双子の兄が交通事故でなくなってしまう。
母は薬物依存症の治療のために入院を余儀なくされ、マーカスは一人ぼっちになり、里親のもとに引き取られる。


アメリカ。イギリス。フランス。

遠く離れているはずの三人が、偶然にもロンドンで出会う。

どの国にも、「死」に向き合って苦悩している人がいる。


マーカスの兄が、ジョージを通して弟に呼びかけたこと。

「僕の帽子をもうかぶってはいけない」

現実に私たちは、どんな大切な人を亡くしても、こんな風に死者の声を聞くことはできない。

その時に、自分の喪失感に克てるのだろうか。



年を重ねるにつれ、大切な人との別れが身近になる。

クリントイーストウッド監督も81歳だ。

死に向き合い、色んなことを思うのかもしれない。

生きている者同士で、ささえあっていきたい。

愛する人を亡くす悲しみほど大きいものはないと思うから。




☆☆☆☆☆

ほし四つはんだ。

四捨五入してほしいつつ。















2011.11.05 Sat (11:34) l ☆洋画は行 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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